「分譲住宅事業」は、フォーライフにおける主力事業であり、横浜・川崎・東京23区において「都市型・3階建て・スタンダード」新築戸建住宅を主体に展開しております。
地価の高い都市部において「良質でリーズナブルな戸建住宅」に対する潜在的需要は大きく、「都市型3階建戸建住宅」を周辺家賃と比較して購入メリットが感受できるような価格の設定をしております。
当社の分譲住宅は、販売価格帯が2,500~4,500万円(土地込)となっており、ミドル層をターゲットとしています。また、土地面積は40~60㎡、建物面積は60~110㎡の2~3階建て住宅。
エリアは通勤圏・駅徒歩圏内となっており、大手ハウスメーカーやパワービルダーとは異なるポジショニングで都市型コンパクト住宅を供給しています。
当社で企画開発した物件の多くは、完成前に販売の成約をいただいており、土地仕入から引渡まで最短5カ月間という、生産性を追求したスピーディーな経営を行っております。
これにより、たな卸資産の回転率を高めることで資金力や土地仕入れ力の向上を図っております。
都市部の住宅用地は、小スペース、変形地、勾配地、近隣とのマッチングなど、条件に制約があることも少なくありません。当社はこうしたエリアにおいて実績を積み上げ、空間活用のノウハウに自信を持っております。
他社が同じ間取りの住宅を複数企画するのに対し、当社はほぼ同じ広さで低価格、または当初予算+αでより広い間取りの住宅を企画、お客様の選択肢を増やします。
分譲住宅供給に当たり、適切な分譲用地の仕入が重要となりますが、地域に密着した仕入営業活動を行うことで、土地情報の充実・土地仕入コストの削減に努めております。
また、用地仕入を行った不動産会社に、分譲住宅の販売を委託することで、自社に販売部門を持つことによるコストを削減しております。
年間施工棟数372棟というスケールメリットを生かして、住宅設備などの一括仕入れ、施工の効率化によるコストカットを実現し、高水準の安全性と品質を備えた住空間をリーズナブルな価格で提供しております。
フォーライフでは住宅建築に際し、自社で職人を手配し、自社の社員が現場で施工管理を行っております。
工事は下請けの工務店や施工会社に依頼、というハウスメーカーも多くありますが、その場合、中間マージンとして下請け会社に対して多くの経費を支払う必要が生じます。